能代小劇場、8月公演へ初稽古 「特殊詐欺」テーマに舞台
能代市の演劇愛好者でつくる劇団能代小劇場(伊藤洋文代表)は7日、8月に市文化会館で開く第16回自主公演に向けた稽古を始めた。近年、県内で被害が深刻化している特殊詐欺をテーマとした舞台で、多様な手口を脚本に盛り込み、警鐘を鳴らす内容となっている。制作陣は「舞台を通じ、気を付けるきっかけになれば」と話している。公演のタイトルは「ドラマチックには手を出すな」。新たに書き下ろした作品で、日常生活の中で、巧妙な手口で次々と無理な契約をさせられたり、高額な商品を勧められてしまった人々の様子をコミカルに描く。上演日は8月17日(午後6時30分開演)と、18日(同1時30分開演)。入場料999円。