能代市の空き家バンク新規登録、成約とも過去最多 5年度実績
能代市は、5年度の空き家バンクの実績をまとめた。新規登録件数は20件、成約件数は18件で、いずれも過去最多となった。実績は少しずつ増加し、市は各種情報発信や空き家バンクツアーなどの取り組みが功を奏しているとみる。市民のほか、移住者にも空き家が活用されており、空き家となった期間が短く、状態が良い物件ほど成約に至る傾向があるようだ。一方、市の5年度の調査では市内に2466戸の空き家があるとされ、市は「登録件数が増えれば選択肢が広がる。引き続き制度の周知に努める」としている。