自転車ヘルメット、未着用まだ目立つ 能代署「自分の命守る意識を」
昨年4月の改正道路交通法施行に伴い、自転車利用時のヘルメット着用が努力義務化されてから1年が経過した。能代山本の街なかでもヘルメットを着けて乗る地域住民が見られるが、依然として未着用の人が目立っている。能代署は「『格好悪い』『髪形が崩れる』という理由が聞かれるが、ヘルメットをかぶることで、万が一事故に遭っても自分の命を守れる」と訴える。同署管内では昨年、自転車関連の人身事故が3件あり、いずれも能代市内の国道101号や市道の交差点で発生。自転車に乗っていた2人が足の骨を折る重傷、1人が軽傷を負った。負傷した3人のうち、ヘルメットを着用していたのは1人だけだった。