今春高卒者の県内就職内定率、能代管内は56・7% 8ハローワーク中最低
ハローワーク能代は1日、3月に市内の高校を卒業した生徒の3月末時点の就職内定率が100%に達したと発表した。就職希望者全員が内定したのは10年連続だが、県内への内定率は56・7%と前年を10・2㌽下回り、県内の8カ所のハローワーク管内(3出張所除く)で最も低かった。能代山本への内定率は45・0%で7・9㌽下がった。ハローワーク能代の担当者は、新型コロナウイルス感染症の影響が緩和され「県外志向」が戻ってきたことに加え、多くの新卒者の受け皿となるような大企業が他地域に比べて少ないことなどが要因と分析している。