かつて合宿で一緒に 能代市の細川さん、笠谷幸生さん悼む

 昭和47(1972)年の札幌冬季五輪スキージャンプ70㍍級で金メダルを獲得するなど世界で活躍した笠谷幸生さんが4月23日、病気のため亡くなった。80歳だった。かつてノルディック複合で国内大会で何度も頂点に立った能代市坊ケ崎の細川洋さん(67)は、笠谷さんとナショナルチームの合宿で一緒になったこともあり、「ずっと憧れの人。まだまだ元気と思っていたから残念」と「レジェンド」の死を悼み、当時を思い起こしている。細川さんは同市二ツ井町切石出身で、二ツ井中、鷹巣農林高(現秋田北鷹高)、日本大、東京美装でノルディック複合選手として国体や大学選手権、全日本選手権で優勝するなど第一線で活躍、ナショナルチームの合宿にも参加した。

笠谷さんのサインを手にする細川さん
笠谷さんのサインを手にする細川さん

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