大河ドラマ「光る君へ」を解説 元小学校長の近藤さん講演

 元渟西小校長の近藤正実さんの講演「NHK大河『光る君へ』を楽しむ~平安文学、時代考証を視点にゆかりの地を巡る~」はこのほど、市中央公民館で行われた。約40人が聴講し、平安時代に書かれた日記や、大河ドラマに折り込まれた史実や物語をたどりながら、源氏物語が生まれた時代や今後展開されるであろうストーリーに想像を巡らせた。市民おもしろ塾の第146回例会として開催。著書「トオサン・カアサンが行く京都古典散歩~『枕草子』『源氏物語』編~」がある近藤さんは、「光る君へ」の脚本や時代考証を担当するキーパーソン、参考文献の紹介から始め、▽藤原道長と紫式部の恋は成り立つのか▽道長の出世と兄弟の関わり▽道長の正妻・源倫子と紫式部の関係──など、まだドラマでは描かれていない時期も含め講演を進めた。

大河ドラマ「光る君へ」に描かれる平安時代を〝歴史散歩〟
大河ドラマ「光る君へ」に描かれる平安時代を〝歴史散歩〟

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