3月の有効求人倍率1・68倍 ハローワーク能代管内
ハローワーク能代は30日、3月の管内の有効求人倍率(常用)が1・68倍と発表した。前月比0・01㌽の低下で、前月より下がるのは昨年9月から7カ月連続だが、県内11管内で最も高い倍率だった。管内の事業所からは「人手が足りず、生産が間に合わなくなる可能性もある」といった声があり、人材確保難が深刻な状況が続いている。求人数は、新規が681人で前月比123人(15・3%)減、有効が2040人で同比10人(0・5%)減。新規求人数は、建設業、木材・木製品製造業、金属製品製造業で前月より増えた一方、繊維製品製造業、卸売業・小売業、生活関連サービス業、医療・福祉業で減少した。求職者数は、新規が320人で前月比15人(4・9%)増、有効が1213人で前月と同数だった。