登山シーズンを前に傷病者の対応を再確認 あきた白神認定ガイド救急講習

 県が認める「あきた白神認定ガイド」を対象にした救急講習が27、28の両日、八峰町のあきた白神体験センターで行われた。登山シーズンを迎えるに当たり、ガイドは安全管理の徹底を図ろうと傷病者の対応などを再確認した。今年度の講習は、能代市の一般社団法人・白神コミュニケーションズ(後藤千春代表)が事業受託し、今月は赤十字救急法指導員を講師に、21日に基礎講習、27日と28日は赤十字救急法救急員養成講習を実施。28日はガイド15人が参加し、副子や三角巾、タオルを用いて骨折が疑われる箇所の固定の仕方などを学んだ。あきた白神認定ガイドは、白神山地の価値を把握した上での魅力発信、巡視活動も可能な人材を育成しようと、県が令和2年度までの3年間にわたり養成講習を実施、5年度までの3年間は更新講習が行われた。現在、38人がガイドとして活動している。

あきた白神認定ガイドが救急講習(八峰町のあきた白神体験センターで)
あきた白神認定ガイドが救急講習(八峰町のあきた白神体験センターで)

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