国交省能代が悪土川で救急排水機場の稼働訓練 本格的な出水期に備え

 国土交通省能代河川国道事務所は23日、能代市下内崎地内の悪土川で救急排水機場の稼働訓練を実施した。今後の本格的な出水期に備え、悪土川の水を米代川へと放流するための設備が正常に作動するかどうかを確認し、万全の体制を整えた。洪水時には川からの逆流水を防ぐため水門を閉める必要があるが、そのままでは支川の水があふれ浸水被害が発生するため、排水機場には行き場がなくなった水を川に強制的に送り出すための排水ポンプが設置されている。同事務所二ツ井出張所管内には排水機場が2カ所あり、出水期に備えて毎年稼働訓練を行っている。

出水期に備え、ポンプの稼働訓練を実施(能代市下内崎地内で)
出水期に備え、ポンプの稼働訓練を実施(能代市下内崎地内で)

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