能代出身の建築家・納谷さん運営の会社、秋田杉の端材で作る家具の受注開始
能代市富町出身の建築家、納谷学さん(63)=神奈川県川崎市=が、秋田杉の端材から作る家具「LAMINA(ラミナ)」シリーズを企画・デザインし、受注を開始した。椅子とスツール、テーブルで、能代市内の製材・木製品会社から出る端材を活用する。製作を担うのは木製建具・家具製造施工のマルサ(同市向能代、佐藤哲也社長)。デザインの力で新たな価値創造を目指す納谷さんは「普段は目を向けられていなくても、磨けば光る宝が能代にはたくさんある。多くの人に手に取ってもらい、秋田杉の魅力発信にもつながれば」と話している。すべて受注生産で、納期の目安は45~60日。購入の申し込みは、「GILIGILI」のウェブサイト(https://www.giligili.jp)で受け付けている。