三種産ジュンサイの「JGAP」認証、来年度以降は更新せず

 三種町森岳じゅんさいの里活性化協議会は、町特産のジュンサイの生産工程管理を明確化する目的で認証を受けてきた「JGAP」に関し、来年度以降は認証を更新しないことを決めた。JGAPジュンサイに取り組む農家の減少、一般のジュンサイと価格帯に差がなく有利販売につながっていないなどの実情を踏まえて判断。23日に町山本公民館で開いた同協議会の総会で、JGAPジュンサイの今後の方針を決めた。同協議会の会長を務める田川町長は、農家の減少などによる生産力の低下を認識しながらも「産地としてのブランドを維持したい」と述べた。

関係者が意見を交わした総会(山本公民館で)
関係者が意見を交わした総会(山本公民館で)

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