クマ被害から地域守れ 能代市鳥獣被害対策実施隊員任命式
能代市鳥獣被害対策実施隊員の任命書交付式が22日、市役所大会議室で開かれ、地域の安全・安心のため活動することを胸に、隊員が任命書を受け取った。5年度は同市でもクマが異常なペースで出没し、捕獲頭数は過去10年間で最多だったほか、今年も県内では例年より早いペースで出没しており、隊員からは「今年も油断はできない」との声が聞かれた。実施隊は猟友会員と市の担当職員で構成し、市長が任命。6年度は65人態勢で、任期は2年間。クマが出没した際に警戒や捕獲、山への追い上げなどを行う。市では出動報酬を日額4千円としており、1日に複数回出動しても金額は変わらない。