県の三種川河川改修、今年度は三種町下岩川長面で河道掘削や築堤推進

 三種川の河川改修事業で、県は今年度、三種町下岩川の長面地区にある宮橋下流で河道掘削や右岸の築堤などを進める。県山本地域振興局建設部によると、同川の河川改修は昭和56年度から始まり、終了は令和16年度を予定。「令和4年、5年の豪雨は平成25年9月の雨量を上回るものだったが、これまでの河川改修事業で流下能力は高まっており、被害は以前より抑えられている」とし、引き続き浸水被害の軽減を図るため河川改修を続ける方針だ。三種川は房住山や高杉山などを水源に三種町内を東西に横断し、八郎潟東部承水路に流れ出る延長52㌔の二級河川。川幅が狭く、蛇行もしており、大雨のたびに氾濫する「暴れ川」としても知られる。

改修事業が進められている三種川の宮橋付近(三種町下岩川で)
改修事業が進められている三種川の宮橋付近(三種町下岩川で)

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