能代市・日吉神社境内に「ストーンヘンジ」出現 英国出身の男性制作

 能代市御指南町の日吉神社境内に英国の巨大な古代遺跡「ストーンヘンジ」を模した精巧なミニチュアが出現した。神秘的な造形が訪れる人を引き付けている。制作したのは境内の隣接地に住む英ロンドン出身のリチャード・ウィリアムズさん(74)。男鹿市の鵜ノ崎海岸で拾い集めた54個の小石を円形に並べ、二つの立石の上に横石(楣石、まぐさいし)を水平に載せた構造物トリリトンをサークル内に7基配した。円の直径は170㌢、トリリトンの高さは15㌢、横石の長さは17㌢。コロナ禍で平成30年を最後に故郷に帰ることができずにいたウィリアムズさんが、英国への望郷の念を込めて手掛けた。

「ストーンヘンジ」のミニチュアとウィリアムズさん(能代市御指南町の日吉神社境内で)
「ストーンヘンジ」のミニチュアとウィリアムズさん(能代市御指南町の日吉神社境内で)

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