みこし渡御、5年ぶり復活へ 5月3日・能代市二ツ井町の岩関神社例大祭
能代市二ツ井町下野家後の岩関神社(神垣睦廣宮司)の例大祭の5月3日、みこし渡御が5年ぶりに復活する。担ぎ手不足のため元年以来みこしの運行が途絶えていたが、二ツ井町お祭り実行委員会(菊池豊会長)が支援して「引きみこし」として運行する。引き手は二ツ井小同窓会の新成人を中心に、今後募集する。江戸時代の初めに岩堰(いわせき)用水開削工事を指示した梅津政景公を祭る同神社の例大祭本祭りは、50人以上の男衆に担がれた重厚なみこしが町内を練り歩く伝統の祭りとして知られている。