県立大木高研の山内繁教授が定年退官 古里で28年間研究生活を送る
能代市海詠坂の県立大木材高度加工研究所の山内繁教授(67)=同市河戸川=が今年3月末で退官した。木高研の設立時から28年間、木質バイオマス発電や木炭の有効活用といった研究に打ち込み、化学者出身の独自の発想が光る異色の存在だった。木高研の歴史の中で唯一の市出身研究者であることを生かし、木高研と地元木材業界を結ぶパイプ役も担ってきた。
能代市海詠坂の県立大木材高度加工研究所の山内繁教授(67)=同市河戸川=が今年3月末で退官した。木高研の設立時から28年間、木質バイオマス発電や木炭の有効活用といった研究に打ち込み、化学者出身の独自の発想が光る異色の存在だった。木高研の歴史の中で唯一の市出身研究者であることを生かし、木高研と地元木材業界を結ぶパイプ役も担ってきた。