「米代川水系流域治水プロジェクト2・0」を策定
米代川圏域の関係機関でつくる「米代川圏域流域治水協議会」(事務局・国土交通省能代河川国道事務所)は、気候変動の影響を踏まえ、従来の河川および流域でのハード・ソフト対策を加速化・深化させるとする「米代川水系流域治水プロジェクト2・0」を策定した。気候変動で気温の上昇を2度に抑えても、2040年ごろには降雨量が約1・1倍、流量が約1・2倍、洪水発生頻度は2倍になると試算。あらゆる関係者が連携して水田貯留の取り組み拡大、ため池等の活用といったさらなる治水対策を推進する。