能代市の空き家、過去最多2466戸に 半数以上が能代駅周辺

 能代市は、5年度の空き家等実態調査の結果をまとめた。空き家(店舗など含む)の件数は2466戸で、前年度に比べて76戸(3・2%)増加し、平成26年度からの調査で過去最多となった。状態別で見ると、危険度の高い「特定空き家」と「損傷箇所あり」の空き家は年々増加し5年度は計1758戸で、平成26年度時点の5倍余りに増え、逆に「良好」な空き家は減少。空き家の半数以上がJR能代駅周辺に集中し、市街地で空き家問題が顕在化している。市は「壊れたまま放置されている空き家が相当ある」とし、適切な管理を呼び掛けている。

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