八峰・能代沖の発電事業者決定
経済産業省と国土交通省は22日、洋上風力発電を優先的に整備する促進区域に指定した「八峰町・能代市沖」の発電事業者に、ジャパンリニューアブルエナジー(JRE、東京)など3社でつくる事業体を選んだと発表した。事業者は再エネ海域利用法に基づき、指定海域を30年間占有できる。基地港湾の能代港を風車のメンテナンスと撤去で活用する。3年末の初回に続く第2弾の公募で昨年12月の発表が見込まれたが、JREの事業体が基地港湾として利用を計画した秋田港が、男鹿市・潟上市・秋田市沖を落札したJERA(ジェラ、東京)など4社でつくる事業者の利用と重なったため、国から事業計画の再提出を求められていた。