洋上風力の地域振興策承認

政府が洋上風力発電設備を優先的に整備する「促進区域」に指定した能代市・三種町・男鹿市沖の利害関係者らでつくる法定協議会の第5回会議が18日、秋田市で開かれ、同沖の公募で一昨年12月に発電事業者に選ばれた三菱商事洋上風力(東京)など3社でつくる「秋田能代・三種・男鹿オフショアウインド合同会社」(秋田市)が拠出する基金を活用した地域振興策を承認した。基金は住民や産業を主な対象とする「地域振興策」と漁業者対象の「漁業振興策」に分けて活用する。工事前から操業にかけて6年間行う漁業影響調査の手法も示したほか、洋上風力のO&M(運転・保守)施設を能代港中島地区に整備することを明らかにした。

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