昨年の労災死傷者201人

能代労働基準監督署がまとめた昨年1年間の管内(能代山本)の労働災害発生状況(速報値)によると、労働災害(休業4日以上)による死傷者数は全業種合計で201人だった。前年に比べ新型コロナウイルス感染関連が大きく減ったため、4年確定値(341人)からは140人減少した。一方、新型コロナを除いた人数は109人で前年より7人増えたほか、死者も1人増の2人だった。同署は「憂慮すべき状況。必要な対策を取っていれば防げた労災も少なくなく、事業所に対し改めて安全管理の徹底、法令順守を求めていく」としている。

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