自殺対策計画策定へ現状分析

能代市は、第2期市自殺対策計画(6~10年度)の策定に当たり、同市の自殺の現状をまとめた。高齢期の自死が多く、女性より男性、1人暮らしより同居人がいる人の割合が多い結果となった。平成29年から令和3年までのまとめで最も自死が多かったのは「男性・60歳以上・無職・同居人あり」で、総自殺者数の28・0%を占めた。市は失業・退職を起点とした「うつ」や、健康状態に起因した自殺者が多いとし、気軽に相談できる環境整備や、地域のネットワークの強化などが必要としている。

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