水田交付金見直しに戸惑い
コメの転作を後押ししてきた国の「水田活用の直接支払交付金」の見直しが固まり、農業現場に衝撃が走っている。今年から8年度までの5年間で1度も水張り(水稲の作付け)をしない圃場(ほじょう)には交付金を支払わない方針。しかし、能代市だけで億単位の交付金が消えかねない急激な変化なほか、交付金がなければ経営が難しくなる品目もあるとされ、能代山本の農家からは疑問や異論が噴出している。北海道では道と関係団体が対応を模索し始めており、県の積極的な動きを求める声も聞かれる。
コメの転作を後押ししてきた国の「水田活用の直接支払交付金」の見直しが固まり、農業現場に衝撃が走っている。今年から8年度までの5年間で1度も水張り(水稲の作付け)をしない圃場(ほじょう)には交付金を支払わない方針。しかし、能代市だけで億単位の交付金が消えかねない急激な変化なほか、交付金がなければ経営が難しくなる品目もあるとされ、能代山本の農家からは疑問や異論が噴出している。北海道では道と関係団体が対応を模索し始めており、県の積極的な動きを求める声も聞かれる。