県内JAの合併協議休止

県内13JAを合併し「県1JA」を目指してきた組織再編協議会は31日、秋田市の県JAビルで開いた会合で、現状の8JAの枠組みによる合併協議を休止すると決めた。この日、秋田なまはげ（本店・秋田市）の離脱を新たに承認。全13JAで協議から離れたのは、秋田やまもと（同・三種町）を含む5団体となり、合併効果は得られないと判断した。平成30年に始まった協議は振り出しに戻ったが、再編協の小松忠彦会長（JA秋田中央会会長）は、将来的な1JAへの再編が必要との考えは変わらないとし「13JAの組合長で意思統一できれば、議論を再開したい」と述べた。