中国木材能代工場が稼働

製材最大手・中国木材(広島県呉市)が能代市扇田の能代工業団地で建設を進めてきた「能代工場」が24日、生産活動を開始した。製材から販売まで集約した一大生産拠点で、この日稼働した製材工場を皮切りに4月に乾燥加工工場、7月に集成材工場と順に稼働する。秋田杉丸太の年間取扱量は県全体の約2割に当たる24万立方㍍を目指す。製材工場で作った板状の半製品は、今後完成予定の工場で乾燥、加工、張り合わせといった工程を経て7月に集成材に仕上げ、出荷する。林業の活性化や雇用創出が期待される。

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