ヒートショックに注意を

入浴時の温度差によって生じる血圧の急変動が引き起こす「ヒートショック」。冬の寒さが増すにつれて、事故発生のリスクも高まる。能代山本広域市町村圏組合消防本部によると、昨冬(4年11月~5年3月)のヒートショックが原因とみられる入浴事故は21件発生。14人が亡くなり、うち4人は救急隊到着時に死亡している状態(社会死状態)で見つかった。今季は昨年11、12月の2カ月間で12件発生し、うち3件が社会死状態で発見された。同消防本部は「入浴前に脱衣所や浴室を暖めておくことを習慣化してほしい」と注意を呼び掛けている。

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