能代市の就学援助率やや減少

経済的な理由で小中学生の教育費の負担が困難な家庭に学用品費や給食費などを援助する「就学援助」。能代市の就学援助率は近年、右肩上がりで増加していたが、4年度は24・9%で、過去最高だった3年度より1・7㌽低下し減少に転じた。今年度も減少傾向が見られている。ただ、全県、全国平均を大幅に上回り、おおむね4人に1人の割合で対象となっている状況に変わりはない。市教育委員会は要因を探ることは難しいとしつつ、「必要な家庭に支援が届いているとみている。今後も周知に努める」としている。

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