ナラ枯れ被害増加2313本確認

県山本地域振興局は、能代山本地域の民有林における今年度のナラ枯れ被害状況をまとめた。新たに確認した被害木は2313本で、前年度(2070本)より12%増加した。前年度比増は3年ぶりで、被害区域は内陸部へとさらに拡大を見せている。県は新年度も引き続き市町村と連携しながら防除対策を進めるほか、事業体に対し被害を受けやすい高齢ナラ林を伐採、更新して森林の若返りを図る事業の活用も促進し、「貴重な森林資源の保全に取り組んでいく」としている。

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