新型コロナ抗体保有48%

 厚生労働省が実施した「献血時の検査用検体の残余血液を用いた新型コロナウイルスの抗体保有割合実態調査」(対象年齢16〜69歳)によると、11月時点の本県の抗体保有割合は48・2%で、半数近くが新型コロナウイルスに感染したことがあるという結果となった。「5類」移行後の半年間に限ると約11㌽上昇した格好で、「ウイズ・コロナ」が進む中、感染防止対策の“緩み”も懸念される。中国で1例目の感染者報告から約4年が経過、全国平均は56・4%で、本県は47都道府県の中で3番目に低い割合だった。最高は沖縄県の71・5%。

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