輝サーモン3年目の養殖始動

 八峰町の若手漁業者らでつくる「八水」(菊地陽一社長)は28日、同町の岩館漁港でトラウトサーモン「輝(かがやき)サーモン」の今季の養殖事業を始めた。昨季の約1千匹から1・5倍の約1500匹の未成魚を漁港内に浮かべたいけすに流し入れた。人工知能(AI)を搭載した給餌機を導入するなど「スマート漁業」に乗り出し、生存率8割が目標。重さ約800㌘から約3・5㌔まで育てて来春に水揚げする。

輝サーモンの養殖試験が今季も始まり、いけすに未成魚を流し入れる関係者
輝サーモンの養殖試験が今季も始まり、いけすに未成魚を流し入れる関係者

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