運転代行業 利用しづらく

 新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行し、能代市の飲食店に客足が戻る中、運転代行業を利用しづらい状況が続いている。コロナ禍で利用者が減った間に離職したドライバーが戻らず、新たな採用も進まないためだ。「ウィズコロナ」が定着し、忘年会を再開する動きが広がる一方、週末は業者に電話してもつながらず、2~3時間待ちも珍しくない。代行待ちを嫌い飲みに出るのをやめる動きもあるが、1回の出動に2人必要な業務の特性もあり、需要の回復に対応できずにいる。苦境にあえぐ現場からは行政の支援を求める声も上がる。

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