洋上風力、事業者決定先送り

 洋上風力発電を整備する促進区域に指定された八峰町・能代市沖の事業者の決定は、当初見込んだ年内から来年3月に先送りされることになった。同沖の公募で評価点数が最も高かった事業者が利用を計画した港が、男鹿市・潟上市・秋田市沖を落札したJERA(ジェラ、東京)など4社でつくる事業者が想定する港と重なったため、国から事業計画の再提出を求められた。両沖の事業では、洋上風力の「基地港湾」に指定された能代、秋田両港を1事業者ずつ利用するか、同じ港を使うなら時期をずらす必要がある。

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