「まちなかコサクル」1カ月
能代市が11、12月に市街地で実証運行中のAIオンデマンド交通「まちなかコサクル」は、11月に延べ1248人の利用があった。スーパーや公共施設などへの利用が多く、利用者からは好意的な意見が寄せられ、市は「多くの市民が日常的に利用する便利な交通手段に成り得る」と期待する。一方、安価な料金設定の影響か、タクシー事業者の利用客数が減っている状況も。市は事業者側も納得できる形での運行体制やエリアの調整が課題と捉え、実証運行終了後に検討を進める方針。本格運行に向かうとした場合も6年度に実証運行を再度行う考え。