事業承継支援に向け現状把握
能代市は、事業承継について商工業者や農業者に実施したアンケート結果をまとめた。商工業者は後継者がいるとの回答は33%だが、廃業を予定しているのが26%、事業承継を望みながらも後継者未定なのが18%となり、承継が課題として浮き彫りになっている。一方、承継したい相手について尋ねたところ、「意欲や条件が合う人なら親族・従業員以外でもよい」とする回答が最も多かった。市は今後、関係団体との支援体制づくりや、インターネットで後継ぎを募る取り組みを進める考え。「市内に今ある事業を財産として残し、さらにプラスに発展させていきたい」としている。