遺産地域の保全、利活用に意見

 白神山地世界遺産地域科学委員会は30日、秋田市の東北森林管理局で開かれ、白神周辺を含む入山者数が減少傾向であることが改めて報告された。委員を務める有識者は、遺産地域の保全を図りながら利活用につなげるには、減少要因の詳しい分析が必要と指摘した。食害による森林生態系への影響などが懸念されるニホンジカは周辺地域での目撃件数が増えており、効果的な捕獲方法の検討などを求める声が上がった。

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