猛暑影響 1等米比率大幅低下

 今夏の猛暑により5年産米の1等米比率が低迷している。JA秋田やまもとのあきたこまちは50・1%(6日現在、集荷倉庫分)で、集中豪雨などが影響を及ぼした4年産米の72・4%から20㌽余り低下。JAあきた白神は68・8%(13日現在、同)で4年産米の94・6%を25㌽余り下回る。着色粒やカメムシ被害はほとんどないが、乳白粒や充実度不足が目立ち、関係者は「夏の高温が影響した。これまでにない比率だ」と受け止める。収量も平年より少なく、稲作農家にとっては厳しい年となった。

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