クマ被害防止へ放置柿収穫

 ツキノワグマなどの野生鳥獣を引き寄せてしまう放置果樹対策を地域で進めようと、八峰町の一般社団法人「オモシエナ」(板谷大樹代表)は3日、町内の空き家敷地に植えられている柿の実を収穫した。今秋、能代山本を含め県内各地でクマが人里の柿や栗の木に登って実を食べる姿が確認されている。放置果樹は人の居住空間にクマが近寄る原因の一つになっており、参加者は、柿の実を取りながらクマ被害抑止の在り方を考えた。

クマなどを引き寄せてしまう放置果樹をなくすため、空き家の庭で柿の実を収穫
クマなどを引き寄せてしまう放置果樹をなくすため、空き家の庭で柿の実を収穫

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