公共交通、将来移動手段に
能代市は、公共交通の利用実態や改善点などを把握するため、市民や民生委員児童委員、高校生などに実施したアンケート調査結果をまとめた。市民対象の調査で、過去30日間に公共交通を利用した人は1割未満だったが、利用していない人でも「将来の移動手段」などとして公共交通の役割や必要性を8割以上の人が感じていることが明らかになった。一方、民生児童委員対象の調査では、回答した委員の約半数が「担当地区で公共交通を利用できない実態がある」とし、「駅やバス停まで歩けない」といった理由が多かった。