空き家解体補助金活用伸び
能代市の空き家の解体・撤去に対する補助制度が反響を呼んでいる。4年度までは「特定空き家」の除却に補助してきたが、今年度からは「特定空き家に至らない損傷の著しい空き家」も対象としたところ、活用を希望する人が大幅に増加。活用実績は4年度まで毎年数件だったが、今年度は22件が見込まれている。当初予算で500万円を計上していたが、9月補正予算で600万円を追加。市防災危機管理室は「補助制度が解体のきっかけになったのでは。地域の安全・安心のため、今後も解体支援に努めていきたい」としている。