街なかでのクマ目撃に衝撃
能代市では、12日に風の松原とその周辺でクマの目撃が相次いだほか、16日には中心部の御指南町で子グマ2頭が目撃され、人間の生活圏にクマが侵入し、住民を脅かしている。17日も御指南町や中川原、米代川堤防で警戒パトロールが行われた。今年はブナの実が「大凶作」になるなど山でクマの餌が不足しており、餌を求めてクマが行動範囲を広げている可能性が指摘され、秋田市などでは市街地で人身被害が起きている。県は「クマの生息域が広がり、どこでも遭遇するリスクがある」と注意を呼び掛けている。