当初予算編成作業スタート

 能代市は10日、6年度当初予算編成方針を各部局に通知した。重点施策には、近年の異常気象を踏まえて「市民が安全・安心に暮らせるための施策の推進」を新たに加え、働き手の確保や子育て世代への包括的な支援を引き続き盛り込んだ。4年度は不用額が18億円に上ったことを踏まえ、事業の執行見込み額の適正な見積もりも求めた。一方、当初予算は4年度、5年度と過去最大を更新し続けたとあり、市は6年度について「財政見通しが厳しい中、課題を整理してスリムな予算にしていく初めの年」との認識を示している。

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