森林経営管理事業で初成果
能代市が森林経営管理事業「能代システム」に取り組んでいる常盤・久喜沢地区で、4年度に14㌶で間伐が行われた。3年度から森林の航空レーザ計測や境界調査、所有者への施業提案などの取り組みを続け、今回が初めての「成果」となった。間伐した面積は3年度に境界調査した54㌶の25・9%に相当し、市は「上々の状況。間伐の収益を示すことで所有者の関心が高まっている」とする。今年度は二ツ井町種梅地区でも同事業に着手。一方、小規模な森林の施業の集約化が課題で、解決に向けて検討を進める考え。