能代市内住宅地1地点が上昇
県は、5年地価調査(7月1日時点)の結果を公表した。能代山本は前年から継続の基準地31地点のうち、住宅地は「能代市鰄渕字下悪戸91─2」が唯一上昇し、前年比1・0%のプラス。イオンタウン能代の進出や国道7号沿いの郊外型商業施設に近いことなどを背景に、土地取引の需要が高まったとみられる。能代工業団地がある工業地「扇田字扇渕4─5」は2年連続の上昇。製材最大手「中国木材」(広島県呉市)の進出が影響した。このほか、前年から横ばいだった能代市内の住宅地1地点を除き、28地点は下落した。