出征し80年、遺骨郷里へ

 第2次世界大戦後に旧ソ連のシベリアに抑留され28歳で亡くなった三種町出身の旧日本軍伍長、田村駒之助さんの遺骨が今年6月、めいの田村みき子さん(71)=同町志戸橋=に引き渡された。厚生労働省が収集した遺骨からDNA鑑定で身元を特定。終戦から78年を経てのふるさとへの帰還に、みき子さんは「まさかこんな日が来るとは思ってもいなかったが、やっと帰って来たふるさとでゆっくり眠ってほしい」と話している。

田村駒之助さんの写真を手にするめいの田村みき子さん
田村駒之助さんの写真を手にするめいの田村みき子さん

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