経済活動回復基調を示す

 能代商工会議所は会員企業に実施した4~6月期の景況調査をまとめた。景況感の「好転」の回答割合から「悪化」の回答割合を引いた全業種の業況判断指数(DI)値は、「売上」がマイナス19・4、「採算」がマイナス35・8、「採算の来期見通し」がマイナス31・1だった。前期(1~3月期)と比べ、売上、採算、来期見通しのいずれも改善した。経済活動の回復基調を示したが、製造・建設・小売業は原材料価格や仕入れ価格の上昇、卸売業は需要の停滞、サービス業は従業員の確保難といった経営上の問題点も挙がった。

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