高温・少雨、農作物に打撃
能代山本の農業現場で、高温・少雨の影響が広がってきている。能代市能代地域の今月の20日までの降水量は8・5㍉で、8月の平年1カ月分の5%にとどまり、暑さも収まらずに先月27日から真夏日が継続中。特産・ネギは夜温の高さから太れず細物傾向で推移し、キャベツも一部で苗が枯死・消失した圃場(ほじょう)が散見されている。コメは黄化が平年よりも進み、刈り取り時期が早まるとみられる一方、白未熟粒の発生などが懸念されている。今後も暑さは続く見込みで、気温の低下と降雨を望む農家の思いは日増しに強くなっている。