母体で「丑年のみこし」運行へ
12年に1度の丑(うし)年に行われている能代市母体地区の八幡神社のみこしの運行。丑年の一昨年は新型コロナウイルス感染症の真っただ中とあって延期され、感染症緩和を踏まえ8月11日に平成21年以来14年ぶりに実施することにした。前回に比べて少子高齢化と過疎化が進行し、みこしの担ぎ手も足りないため、今回は初めて地区外からも担ぎ手を募ることにした。安部隆昭宮司(75)は「次回(10年後)は高齢化がさらに進んで困難になる」と話し、これが最後の運行になるかもしれないとして「何としても頑張って運行したい」と参加を呼び掛けている。