組子細工の名刺ケース第3弾

 能代市扇田の木製建具メーカー「大栄木工」(能登一志社長)が立ち上げたブランド「shinboku(シンボク)」は、くぎを使わずに小さな木片を組む伝統技法「組子細工」を施した名刺ケース「Enishi(エニシ)」の第3弾を発売する。鳥海山麓で約2500年間眠っていた神代杉(埋もれ木)と、銘木と名高い天然秋田杉(天杉)を素材にした特別版の2種類で、ブランド発足1周年を記念し60個限定で製造する。希少な木材と繊細な手さばきが要求される匠の技で仕上げた大好評商品の新版で、10日から注文を受け付ける。

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