クマ被害防止へ緩衝帯整備

 能代市は、クマ被害防止対策の一環として、今年度から同市二ツ井町仁鮒地区で緩衝帯の整備に取り掛かる。民家に近い林のやぶなどを除去して空間を開き、クマが隠れられないようにする取り組みで、9年度まで5年かけて17・1㌶で下刈りを実施する。今年度は旧仁鮒小グラウンド付近など2・6㌶で計画し、9月から作業に着手する予定。市は2~4年度に事業を実施した桧山地区でクマの出没件数が少なくなっているとみており、「クマが人家の近くに来ないよう取り組んでいく」としている。

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