八峰・能代沖公募締め切る
国が再エネ海域利用法に基づき、洋上風力発電の促進区域に指定した一般海域「八峰町・能代市沖」の公募が30日、締め切りを迎えた。電力大手や商社などでつくる少なくとも5事業体が、国の評価対象となる公募占用計画を提出したとみられる。審査や第三者委員会の評価を経て、年内にも発電事業者が決まる。大規模入札の第2弾に当たり秋田、新潟、長崎の計4海域が対象。第1弾では「能代市・三種町・男鹿市沖」など秋田、千葉の計3海域すべてを三菱商事の企業連合が落札した。第2弾はルールが変わり、安さに加え運転開始の早さも重視する。